◇◇頭皮の痛みとちょっとホラーな思い出

 

毎年9月のこの暑いような涼しいような空気感と共に思い出すのは、

髪が一気に抜け始める時の頭皮のツンツンした痛み。

抗がん剤治療を始めたのは7年前の9月初旬のことでした。

開始から10日くらいで脱毛が始まります。

 

多分経験した人しかわからないと思いますが、毛根が死に皮膚の毛穴だけに支えられている髪の毛はちょっと動かすだけでとても痛いのです。

その後、ホラー映画さながらのちょっと梳くだけで指の間に大量の髪の毛、お風呂の排水溝にも信じられないほどの髪の毛で「キャーーー!」と」叫んで家人を呼んだことも(笑)

いや、本当にヒトの髪の量の多さと言ったら驚愕です。

美容院で肩より長かった髪を超ショートにした時とはワケが違う。

やっぱり根元からというのは迫力があるのです。

 

この季節になるといつも甦るあのツンツンした頭皮の痛みとホラーな日々。

 

 

◇◇自分にできることは今もわからない

 

そしてもう一つ思い出すのは、あの頃の気持ち。

テレビ等で『病気を乗り越えて今はこんなに元気で幸せです!』という芸能人とか、『乳房再建手術でこんな素敵な水着だって着られます!』なんていう雑誌の記事とかが辛くて見られなかった事。

相当心も病んでたのですね(苦笑)

 

だから、元気になって「何か、同じ病いの方の力になれないか」と考えたときに

簡単には答えが出ませんでした。

正直今もわかりません。

ただ、

『どんなに健康な人も検診は受けてほしい』

という思いは100%迷いなく持っています。

 

面倒だから、忙しいから、考えるのが怖いから、、、

私の周りにもそう言って検診を後回しにしている方が少なくありません。

でも、2人に一人がガンになる時代、味わわなくてもいい痛みや辛さは回避した方がいいに決まっています。

発見が早ければ、それほど苦もなく健康体に戻って幸せに過ごす事だってできるのですから!

 

 

◇◇フリーアナウンサー堺なおこさんが来てくださいました

 

この度、昨年に続き「古澤巌 ヴァイオリンの夜」の収益の一部を「ピンクリボンin SAPPORO」様に寄付させていただきました。

多くの方々が乳がん検診を定期的に、当たり前に受診していただけるようピンクリボン活動の支援をさせて頂きたいと思っています。

コンサートにお越し下さった皆様方へ、ご報告かたがたこの場をお借りしてお礼を申し上げます。

ありがとうございました。

 

そして、「ピンクリボンin SAPPORO」の堺なおこさんは元STVアナウンサー、6月の当コンサートもお聴き下さいましたが、先日当院にもお運び下さいました。

いつも張りのある美しいお声に思わず聞き入ってしまいます。

今回は、その堺さんから感謝状を読み上げていただこうとは!

 

鍛えられた声とは、「響き」が違う、心地よい音です。

感激いたしました。

 

 

皆さま、検診を受けましょう!